インタフェース基板
CANエミュレーションボード:CAN-ADP
弊社は「デジタル画像と波形の協調検査環境」という独自技術を保有しております。
https://www.net-vision.co.jp/solution/img_system.html
この独自技術を流用して、CANデータを録画・再生できる装置「CAN-ADPボード」を開発しました。
CAN-ADPボードは、1枚のボードでCANを最大4ch(MIPI版は最大2ch)サポートできます。使用する際は、各ボードの専用アプリ&FPGA&FWが必要になります。
こちらはMIPI版となっております。
このボードは、MIPIジェネレータ SVO-03-MIPIボードと
MIPIモニターボード SVM-06ボードに接続可能です。
1枚のボードでCANを最大2chサポートできます。
CAN-ADPボード NV045-A : MIPI版仕様書
こちらはパラレル版となっております。
このボードは、イメージレコーダーSVI-09ボードに接続可能です。
1枚のボードでCANを最大4chサポートできます。
CAN-ADPボード NV045-B : パラレル版仕様書
SerDesボードとSVシリーズボード、CAN-ADPボードを組み合わせた構成で画像とCANデータを完全同期することが出来ます。
使用例としては、現在FPD-Link III-DS90UB954ボードFPI-954とSVM-06を使用して、車載カメラ画像をPCに取り込んでいます。この環境にCAN-ADPボードを追加できます。
画像録画の際、CANデータは、画像のピクセルクロック単位で取り込みます。CANデータは、ブランキング中も取り込み、DATファイル形式でPCに保存されます。
再生時は、FPD-Link III-DS90UB954ボードFPO-953とSVO-03-MIPIの環境にCAN-ADPボードを付加します。
この環境で、取り込んだDATファイルには、全てのデータが保存されていますので、画像とCANデータをピクセルクロック単位でリアルタイム再生できます。
この際に画像と画像波形、CANデータはリンクされております。画像をクリックすると、そのピクセル部分の画像波形とCANデータが表示されます。HSYNC、VSYNCでの表示切替も可能ですので、今までにない車載内通信デバッグ環境が構築できます。
また、LAN-IFボードを使用した、LiDAR(ライダー、「light detection and ranging(光による検知と測距)」)の接続も可能です。
詳しい情報は、下記のページを御覧ください。
車載ネットワークエミュレーション
注意事項:記載された商品名、社名は各社の商標です。本資料は仕様変更の為予告なく変更する場合があります。