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Dual USBボード/パラレル版

SVP-01-W

概 要   

SVP-01-W   Dual USBボード SVP-01-W は、パラレルインタフェースの映像信号を UVC(USB3.0/PC)2ポートに同時出力する為のボードです。
   カメラモジュールとの接続は、SerDesボードや接続基板を使用することによって可能であり、従来製品 SVM-03W や SVP-01-U 等で使用しているものをそのまま使用できます。
   このボードを使用することで、1つのカメラ映像を2台のPCで同時にアルゴリズム解析したり、画像処理前と後のデータを同時表示することが可能となります。
   PCドライバにUVCを採用したことにより、Windows環境だけでなくLinux環境にも対応しております。


特 徴
  • 1つの映像を2台のPCにリアルタイム表示
  • パラレル入力は、他の弊社モニターボードとピンアサイン互換
  • 画像&データモード(オプション)時
[オプション機能1] インターレースモード (~3.6Gbps)
[オプション機能2] データロガーモード (~6Gbps)

接続例
接続例

仕 様
項目 仕様 備考
映像入力インタフェース パラレル映像信号 デシリアライザFPD-Link III、GMSL、GVIF2対応
映像出力インタフェース USB3.0 (Windows, Linux, UVC Driver) 2port実装
入力解像度 最大 8190x4095 pixel
(入力 8bit 時は 最大 4094x4095 pixel)
1920x1080 の場合 60 fps 程度
1280x720 の場合 120 fps 程度
出力ビットレート  CN2(Main Port):3.0 Gbps 以内
 CN3(Sub Port):3.0 Gbps 以内
CN2、CN3ともに、1920x1080の場合
80 fps程度
対応している同期信号 VSYNC, HSYNC, Pixel Clock Embedded SYNC(BT.656)
Data Enable 対応可
クロックレート ~ 150 MHz
対応ピクセルフォーマット YUV422(8bit)/ RGB24/ Raw8, 10, 12
入力ビット幅 8 / 16 / 24 / 32 bit 24, 32bit時は GPIOピンを使用
その他の
I/F
I2C 周波数:100 / 200 / 400 kHz 電圧レベルはVDDLに従う
GPIO 最大16bit、8bitごとにIN/OUTの方向制御 電圧レベルはVDDLに従う
電源 ボード電源
(入力)
USBバスパワー / 専用2pinコネクタ(5V)
ターゲット側電源
(出力)
VDDL&VDDH = 1.8 ~ 3.3 V / 3.3V出力有 VDDL :IO電源設定
VDDH : 接続ボード用電源
その他機能 テストパターン出力機能
画像クリッピング機能
PCへ映像転送時にフレームバッファを使用可能
ROM起動:SerDes設定ファイル自動送信機能 (I2C)
フレームバッファを使用した場合、レイテンシは増えるがフレームドロップが低減する
インタフェースコネクタ 2.54mmピッチ2列ピンヘッダ (50pin) 24bit, 32bit入力時には10pinを追加実装
FPGA Artix-7 (XC7A35T)
フレームメモリ 256MByte (128MByte per USB Port)
USB3.0チップ Cypress EZ-USB FX3
外形 縦 x横 x高さ = 101.6 x 101.6 x 25.7 (mm) 高さはスペーサー(10mm)を含む
付属ソフト Windows 映像表示ソフト NVCap
I2C
コントロールソフト
SVMCtl SVボードバージョンアップアプリ含
対応している弊社SerDesボード UB914A、UB934、MAX9272、MAX96706etc. 左記以外のデシリアライザボード有り
【SVM&I&Pシリーズ共通仕様】 アプリケーションソフトウェア:NVCap&SVMCtl、テストパターン出力、画像クリッピング機能

紹介動画
SVP-01-WのUSB3.0-MainPort&SubPort から出力される映像は、それぞれ任意の領域でクリッピングして、HOST-PCに取り込むことが出来ます。この映像は、PC側で個別に再生・録画することが可能です。
最新の車載カメラは、4K、8Kと画素数が増えてきております。この映像を、リアルタイムに画処理するのは困難です。最新のISP(Image Signal Processor)は、大映像の画像を複数個所、領域指定(ROI:Region Of Interest)して、その部分のみの画処理を実行するケースが増えてきています。
SVP-01-Wのクリッピング機能を使用すれば、ISP選定前にROIのテストをすることが可能になります。
※専用アプリは無料でダウンロードできます。


用途/実績例
カメラモジュール、CMOSセンサー画像のUVC出力、アラウンドビュー開発、
複数センサー同時モニター、アルゴリズム解析
よく使用される業種
自動車・輸送機器、医療試験・分析・測定、IT・情報通信、ソフトウェア、教育・研究機関、その他

注意事項:記載された商品名、社名は各社の商標です。本資料は仕様変更の為予告なく変更する場合があります。