カメラの解像度が上がるに伴い、録画に使うパソコンの性能やSSDの容量と書き込み速度の要求が厳しくなり、また1台のパソコンでカメラ複数台の同時取り込みにおけるデータレートの限界が見えてきました。
そこで弊社ではその問題を解決する方法として、LAN経由で複数NVCapの録画をコントロールするソフトを開発中です。これにより4つの録画システムに対し、PC4台で構成することで、SSDの書き込みが1系統になり、データレートが下がることで録画・再生が安定します。4台のPCも高性能の必要がなく、NUCのような超小型PCを使うことで、各PC毎にモニタやキーボードも必要なくなり、省スペース化にも寄与します。
そしてLAN経由でコントロールすることでフレキシブルな接続が可能となり、無線LANを使うことで遠隔での操作が出来るようになります。
遠隔操作するパソコン上でNVCapとTCPController serverのソフトを立ち上げておけば、あとはクライアント側からTCPController Clientにより操作が可能です。
例えば4台の録画システムに一斉にコマンドを送ることで映像の同時取り込みがスタートします。SSDに録画が完了したらその録画データをクライアントに転送することも可能です。
※品名、社名は各社の商標です。本資料は仕様変更の為予告なく変更する場合があります。