前回、UVCフォルダの中身を説明しましたが、すでにDebugでビルド済みなので
ンルを動かしてみたいと思います。
SVI-06のPMODE(FX3のブートオプション設定スイッチ)をUSBブートにします。
PMODE0=PMODE1=1、PMODE2=F
SVI-06の電源を入れると、デバイスマネージャのUSBコントローラーのところが
Cyress USB BootLoaderが警告なしに表示されればOKです。
”!”が付いている場合、
FX3用のUSBドライバを署名なしで使用するためにリブートしてF8する必要があります。
再度、デバイスマネージャーを見ると、Cypress USB BootLoaderから”!”が消えました。
次にCypressのコントロールセンターを立ち上げます。
Cypress USB BootLoaderを選択し、メニューのProgramー>FX3ー>RAMと進み、ビルド済みのUVCイメージ(USBVideoClass.img)を流し込みます。
流し込が終わるとコントロールセンターからデバイスが消えます。ステータスバーにはFailedと表示されます。
これは、コントロールセンターがデバイス”Cypress FX3”を見つけているためです。UVCカメラとなったFX3は実はデバイスマネージャーのイメージングデバイスに”FX3”が追加されてました。
サンプルでここまで動くんですから、まさにEasyですね。
このUVCとしてWindowsに認識させるのが結構面倒だったりするので助かります。
まだ何も修正してませんよ。
これでUSBカメラとしてWindowsに認識されたので、アプリで表示してみましょう。
アプリは、AMcapというDirectShowのサンプルアプリを使用します。
コーヒーカップがぐるぐるするだけのものです、デバイスとして”FX3”も列挙されています。
表示はできるのですが、表示されるまで2分ほど待ちます。(応答なし状態)
これは、なぜなのか? 今後調べたい思います。
UVCカメラとしてのデバイスのプロパティはほとんどありません。
これは、ディスクリプタでの設定が反映されていますので、今後追加したいと思います。
長くなりましたので、今日はここまでとします。