SDI出力可能なモニターボード「SVM-06-SDI」 を開発しました。
   SVM-06-SDI には3G-SDI トランスミッタを搭載しており、最大1920x1080x60 fps の映像出力に対応しました。SDIとUSBから同時出力可能なため、データ確認を行いながら PCでの映像キャプチャも可能です。
   MIPI センサなどのターゲット映像をSDI 対応モニタや計測器にリアルタイムで出力可能で簡単に評価・検証をすることができます。

   弊社は新たに MIPI A-PHY（Automotive PHY）対応のデシリアライザボード「API-7044-FT」を開発し、A-PHYカメラ映像の出力にも対応することができるようになりました。API-7044-FTは、Valens社が開発したIC VA7044デシリアライザを搭載しています。
   このAPI-7044-FTと弊社のMIPIモニターボード SVM-06 を接続すれば、A-PHYカメラの映像信号をHDMI または USB経由で容易に出力することができます。A-PHYカメラのメーカーを問わずに評価ができるため、効率よく開発を進めることが可能となります。

   Indie GW5410 ISPを搭載したGW5評価ボード(NV065-A)をリリースしました。
GW5ボードは、Camera Video Processor (ISP) Indie GW5シリーズを搭載した車載カメラシステムの迅速なプロトタイピングを可能にします。このボードは、当社の各種デシリアライザボードやビデオキャプチャボードと互換性があります。
   そのため、FPD-Link III、GMSL2、GVIF2などの車載用SerDesインターフェースを持つカメラモジュールの映像を、GEO GW5410 ISPを介してUVCまたはHDMIインターフェースに簡単に変換することができます。

   Display分野では、物理層はD-PHY規格が主力ですが、プロトコル層はCSI-2規格（Camera Serial Interface）とDSI規格（Display Serial Interface）が使用されております。そこで弊社は、MIPI-DSIプロトコルのFPGA-IPを開発し、モニターボードSVM-06とMIPIジェネレーターSVO-06に実装いたしました。今回のMIPI-DSI-FPGA-IP仕様は、下記になります。このFPGA-IPは、CSI-2を改造して開発したIPですので、今後の機能対応は随時となります。